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村男さんのCD「○(ゼロ)」について。

こんにちは。

今日は薬が切れそうなのでしぶしぶ地下鉄に乗って病院へ。
(ソッチの薬じゃないよ!!)

電車に揺られながら、数か月前購入した、
村男さんのCD「○(ゼロ)」を聴く。
あまり音楽のこととかうまく書けないし、
書こうとしても、すげーとかヤバイ!とかばっかりに
なってしまいがちな私の文章だが、このCDは…
聴けば聴くほど…深いなと感じる。僭越ながらちょっと感想。

村男さん_ゼロとカメ吉
若干、不愉快な仲間臭漂う(笑)、我が家のカメ吉と共に。

まずは圧倒的なその声のちから。
雑踏の中から誰にも気づかれず、それでも必死で歌う、
まるで命を賭して羽を擦り合わせる、生きるために生きる、
強い虫のようだ。

初め、家で聴いていて、圧倒されすぎて頭がいっぱいになって、
最後まで聴けず、途中でCDを止めた程だ。
「遺作」と称する彼のCDに込めた想いの強さが伝わってくる。

突き詰める所の行きつく先、それは「生き死にとは?」
子供にも聴いてほしい位、愛らしく、それでいて時折ぞっとする
程の狂気を込めた歌い方で…
この感じは、どこかで味わったことがある。
ああ、NHKの「みんなのうた」だ!
「メトロポリタンミュージアム」とか、「火星のサーカス団」とか
(懐かし!)
可愛らしさと相まって少し怖かった強烈な記憶…。
彼のCDの9曲目の「まんまるい学校」という曲が
特にその雰囲気にぴったりなのだ。(個人的にだが)
曲と共に自分の頭の中で、
すんごいアニメーションが流れている感覚に襲われるのだ。

彼は一体どうやってこんな曲や歌詞を作るのだろう…。

ほんとにささいな裏や表、少しの憎しみで世界が滅びる。
まさに表裏一体、一触即発で…。
震災のように自然災害で命を落とすことは防ぎようの
ないことかもしれない。
戦争という逃げられぬ状況になった時は…?

そして、広島・長崎、と過去の現状を人ごとのように
受け止めていた、「放射能」という見えぬ毒が、
私と村男氏の故郷でもある「フクシマ」にも降り注いだ。
原発が土地の産業を支え、土地を汚し…いったい、
我々はどうりゃいいいんだべよ。
コロコロ変わるお偉いさんよぉ~!…と。

「人為的に人間が人間を殺めるのは、どんなかたちであれ、
いけないことです。」と村男さんのCDに教えられた。

こういうことを歌うと、どうしても「キレイごとかよ!」って
思いがちなのだけど、彼の場合は、うたのままなのだ。
彼と多少でも接したことがある方は分かると思う。
このうたのとおりのような人だ。曲と人格に差異が無い。
それがうたに現れているから、そのままに脳が受け入れる。
これは私が好きな歌い手の方、皆に当てはまることなのだけど。

特に「HR」という曲を聴いて、彼の行動そのままだなと。
私のなかで、「曲と人格に差異が無い。」
その確信はさらに確固たるものとなった。

そして誰にでもわかる「ことば」で、こういうことを歌えるというのは、
ほんと稀な才能というか、なかなかできることではない。

二年ほど前、チバ大三さんと村男さんと私の相乗りで、いわきへ
行って、独唱パンクに出させてもらった。
ほぼ初めて話す村男さんに「どんな音楽を聴いているのか?」
と問いたことがある。
特に何か聴いてるわけじゃないんす…。と首をかしげて笑いながら
答えていた村男氏だったが、ライブを見て、
いや、何も聴かずこんなギター弾けないから!
こんなメロディーできないから!と思った記憶がある。

でも、本当なのだろう。
なにか自分の記憶の引出しや、歌ってみて綺麗なメロディーだな
と思って日々、うたを作っているのだろう。カセットとかで?

ほんと原始的な「うたう」という行為を、曲げられない想いを、
強く、強く!感じられるCDだ。
それぞれの歌詞に英訳の歌詞が載っているのも、
世界へ発信!とかではなく、「誰でーも分かることばにしたいなあ。
あ!世界の共通語にすれば誰が手に取ってもわかるぞ!」
という、彼のただただ純粋な想いに感じる。
日本で将来、日本語ではなく英語が共通語になるという時代が
来ないとも言い切れない。
「○(ゼロ)」というアルバムタイトルも、「0」ではなく「○」なのも、
これは地球を表しているのかな?とか独自の解釈ができる。
ガチガチにひとりよがりにならず、聴き手の脳みその隙間に
自由な解釈、思わず真顔になってしまう程の突き付け、
そして安らぎも与えてくれる、誠に魅力的な一枚。
何が何だかアタマがこんがらがってしまった時に、
至極シンプルなことを教えてくれる一枚…。
意図して作ったのか、触れば触るほど謎(?)なユポ加工の
彼の歌詞カードは、津波も、涙も、放射能も、はじくだろう。
もし付いても、拭き取れるだろう。

最後の「寝顔」という曲で、自身の中にある、半径1mのミニマルな
世界、それが宇宙みたいに広がる…。なんて綺麗な曲だ。
愛に溢れ、こんな私でも…と、ああ、うまく言葉にできず涙が出る。
今大国同士で争いが起こったら、一瞬にして地球ごと吹っ飛ぶ。
そんな地球で、だからこそ。だからこそ。。

「遺作」と称しながら、2枚目も作るのではないかなと勝手ながら、
私は感じている。彼の脳みそは宇宙だから。

村男さん_いわき独パン
村男さんはもしかしたら地球を救うかもしれないぞ!
また、ずんだもち一緒に買いたいです。

ではまた!
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プロフィール

カドナカ

Author:カドナカ
●稼働中マキ
 (カドナカマキ♀) 
●花のサーティーブギ☆
つまり三十路突入です。
●東京在住
●ジャカジャカ弾きのガシャガシャ声で往生際の悪い弾き語りをしています。
●村八分周辺、SONICS周辺、NIRVANA周辺…
アンチで衝動的な音楽を好みます。
●「切り裂かれた血みどろ
ナプキンズ」のボーカルもやっています。

はてさてこれからの人生どうしたものか…

今日も何かを稼働中。

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